その他の診療について

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当院では舌下免疫療法、睡眠時無呼吸症候群(CPAP)、禁煙外来も行っています。
お悩みの方は一度、受診ください。

舌下免疫療法

スギ花粉症の治療法の一つにアレルギーの原因となるアレルゲンを含む治療薬を投与し、体を徐々にアレルゲンに慣らすことによって症状を和らげる治療法が舌下免疫療法です。
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を毎日ゆっくり体内に吸収させ、アレルギー反応を弱めていく治療法で、舌の下に投与するものです。
(スギ花粉症の治療法であるため、その他のアレルギーには効果は期待できません)

スギ花粉症以外のアレルギー性鼻炎の方や12歳未満の方、70歳以上の方、妊娠中の方、重度の気管支喘息の方や免疫系疾患のある方などは舌下免疫療法を受ける事ができません。
一度受診いただき、検査等で治療が受けられるかを医師が判断していきます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が一時的に停止したり、低呼吸になってしまう疾患です。
肥満や加齢、喉、顎の形状などが関与して空気の通り道が塞がってしまう状態ですが、お酒を飲み過ぎる、睡眠薬を飲んでいる、タバコを吸う方などはなりやすいと言われていますので普段の生活習慣等を見直す事も予防策としては大切です。
代表的な症状は、睡眠中のいびきです。お酒を飲み過ぎたときなどは一般的な方でもいびきが強くなったりしますが、これが日常的に見られるときはSASの可能性があります。

CPAP治療

睡眠時無呼吸症候群の治療法の一つに、持続陽圧呼吸療法(CPAP)があります。
CPAPは、鼻に装着したマスクから送り込んだ空気の圧で空気の通り道を確保する治療で、患者さんに適した空気圧を設定することで、睡眠中に気道塞がれるのを防ぎ、呼吸がスムーズにできるようになります。
CPAP治療は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療の柱といえる治療法であり、多くの研究によって、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAPの効果が証明されています。

禁煙外来

<現在は休止中>

禁煙外来とは、喫煙される方が無理をせず安全に、高確率で禁煙するためにクリニックへ通院するものですが、当院でも「禁煙外来」を行っていますので、お悩みの方は一度、受診ください。

医師や看護師が患者さまの禁煙をサポートし、禁煙のための薬剤やニコチンパッチ、チャンピックスなどの禁煙補助薬を処方しながら対応していきます。
チャンピックスはニコチンを含みませんが、ニコチンと同じ働きをすることにより、少量のドパミンを放出させ、禁煙による離脱症状を軽減します。いきなり完全禁煙をするのではなく、徐々に本数を減らしていく治療が可能です。
また、患者さまの禁煙に向けたカウンセリングや禁煙に関する情報提供なども行っていきます。
禁煙外来は、自己流で禁煙を試みるよりも成功率が高く、また、医師や看護師からのサポートがあるため、安心して禁煙に取り組むことができます。

〈健康保険等で受けられる禁煙治療〉

禁煙治療は、2006年から「健康保険」が適用され、患者様の負担も軽くなりました。
禁煙治療を健康保険で受けるためには一定の要件があり、1回目の診察で医師が確認することになっています。
なお、要件を満たさない場合でも、「自由診療」で禁煙治療を受けることができます。

〈健康保険で禁煙治療を受けるための要件〉

禁煙治療を受けるためには以下の要件をすべて満たした方のみ、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。

小児の診療も対応します

小児は感染症に対する抵抗力が弱く、特に保育園や幼稚園、小学校など、集団生活が始まると、様々な病原体が存在する環境の中で生活する事になります。集団生活の中で過ごす子とそうでない子では感染症にかかるリスクもかなり高くなります。
当院では小児のお子様(6か月以上)の診療も行います。症状がおかしいなと感じたらまずは受診ください。
感染症を予防するためのワクチン接種なども対応しますので、事前に病気にかからないよう定期的な予防接種もお勧めします。対応できる予防接種などは当院までお問い合せください。

小児に多い感染症

風邪、インフルエンザ、麻しん(はしか)、風しん、水ぼうそう(水痘)、おたふく、ノロウイルス(感染性胃腸炎)、手足口病 など

小児の便秘

子どもの10人に1人以上が便秘症であるといわれています。子どもの便秘は、離乳食の開始・終了のころや、トイレトレーニングを始めたころ、学校へ通い出したころに始まりやすいようです。排便が週に3回より少なかったり、5日以上出ない日が続いたりすれば便秘です。また、ころころとした小さな便や、軟らかい便が日に何度も出る場合も便秘が疑われます。
お子様の排便について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。